知りたい耐震リフォームの利点
耐震リフォームをするとどんな利点があるのでしょうか？
先ず、知っておきたいのは地震と建物との関係性です。同じ地震にあっても
建物によって被害状況が異なるのは、地盤の状態によるところも大きいの
ですが、個々の建物によって揺れ方が異なることが一因として挙げられます。
一般的に重い建物ほど揺れが大きくなり、被害も大きくなるため、大きく激しい
揺れを少しでも回避出来る軽い建物のほうが、被害が少なくて済むのです。
耐震の建物は、壁の強度を上げることで揺れに耐えられるようにし、
震度6の地震でもある程度の時間、倒壊せずに持ちこたえられることを
目標としています。大きな地震ほど、家の倒壊によって住民が被害に遭う
可能性が高くなりますから、耐震リフォームをすることで住宅の安全性が
向上し、今まで以上に安心して住めるようになるでしょう。
それだけでなく、他にもメリットがあります。耐震性安全基準を満たすと、
住宅の資産価値が上がることがあるのです。自治体によってはリフォームの
補助金が出ることもありますので、問い合わせてみるとよいでしょう。
安全性が確保できるということ
1981年を境目として新耐震基準というものが出来ましたので、それ以前に
建てられた建物は強い地震に耐えられるように設計されていませんので、
完全に安全とは言い難いのです。
補助金が受けられるかもしれない
市町村によって異なるのですが、リフォームをすることにより一定の補助金を
受けられることがあるのです。リフォームの一部を地域が負担してくれるのです。
建物の資産価値が上昇する
耐震構造がある建物と、ない建物とでは、価値に雲泥の差が出てきてしまうのです。
自分が住む場合はもちろんのこと、建物を運用していきたいと思っている場合にも、
耐震リフォームをするということは、非常に価値のあることだと言えるのです。
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