耐震診断士と住宅診断士の違い
耐震診断と住宅診断について
同じような意味のようですが、耐震診断と住宅診断は意味合いが違います。
住宅診断士は、診断を行う資格として、民間の団体が講習会などを開き、
受講者に与える資格として『住宅診断士』と建築士を有する有資格に対して
国や都道府県知事が資格として認める『既存住宅現況検査技術者』があります。
住宅診断士は、建物の劣化状態や新築工事の施工精度・品質などの点検を行い、
その建物維持に対してアドバイス出来るような知識での資格であって耐震計算
などは行いません。
それに対して、耐震診断士は登録建築事務所に属する建築士でることが
原則ですが、しかし明確な耐震診断士という試験制度資格基準は無いと
言えます。診断士の所属団体(建築士事務所)が、耐震基準適合証明書
出せる様な事務所なのか？ それによって効力が違います。
その様に、同じような資格名等で迷わないように知識は大事です。
耐震診断を行い際には、耐震基準適合証明書が出せる事務所か？
これを確認した方がいいです。
適合証明書の有無によっては、耐震診断費や耐震リフォームに
対しての、助成金等が変わる場合があります。
ちゃんとした、知識をもって耐震診断・耐震化を行いましょう！
参考記事
